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ハローワークが紹介したのは詐欺会社!?

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行政ってやっぱり横の繋がりが薄いんだなぁ~というニュースがありました。
ハローワークで紹介された会社が詐欺会社だったという内容

うそをついて健康食品を販売したなどとして、元社員4人が特定商取引法違反(不実の告知)罪で有罪判決を受けた東京都中野区にあった健康食品販売会社「日本健康促進協会(日健)」の求人を、ハローワークが出していたことが分かった。求人が出ていた時期には同社に関する苦情が消費生活センターに寄せられていたが、センターを所管する消費者庁、ハローワークを所管する厚生労働省は情報を共有していなかった。事件ではハローワークの紹介で入社した女性が有罪判決を受けており、専門家は「行政の情報共有とチェック体制の強化が必要」と指摘している。 日健の元社員4人は昨年5~7月ごろ、山口、福岡、大分など6県の62~87歳の男女7人に電話し、健康食品の売買契約をしていないのに「以前契約してますよね」などとうそを言って商品を買わせようとしたとして今年6月に逮捕された。 山口地裁は今年10月、4人のうち26~35歳の男性被告3人に懲役1年~1年6月の実刑判決を、女性被告(60)に懲役1年2月、執行猶予3年を言い渡し、確定した。



ハローワークは企業が求人募集をかけると規定のフォーマットに従って漏れが無ければ受け付けます。
当然、受け付けられた求人票は簡単に閲覧・応募することが出来るのです。

もし求職者が面接を望んだり、ハローワークの担当者との相談で条件を絞り込んで合致した場合は
ハローワークから紹介されるというわけです。

今回の事件で問題になったのは、消費者センターに数ヶ月で約200件もの苦情が入っているにも関わらず、
ハローワークには何の通知もされておらず、求人を続けていたということです。

実際に、厚生労働省と消費者庁は「情報共有は現実的に難しい」との見解を示していて
今後も改善の予定はなさそうな雰囲気です。

一般的に考えて、「情報の共有」はそんなに難しく無いと思います。
こういった社会問題を抱えるくらいなら、要注意企業の通知システムくらいは
そんなに費用もかからないと思います。

つまり、お役所の怠慢です。

ハローワークから紹介されて入社し、逮捕され有罪判決(懲役1年2ヶ月・執行猶予3年)の60歳女性の事情も
理解できないことはありませんが、問題を解決するための能力も判断力もなかったのではないでしょうか?

労働者が問題を抱えた場合、労働基準監督署に相談するわけですが、
雇用する側と雇用される側では問題がこじれるだけではないでしょうか。

解決策は、その会社を辞めてしまうのが一番手っ取り早い方法だと思います。

おそらく、有罪判決を受けて深く反省している60歳女性も
「お金のため」「生活のため」と割りきってしまったものだと推測されます。

というわけで、求職の際に気をつけたいポイントを紹介致します。

求職の際に気をつけたいポイント



仕事を探しているとき、なかなか採用されないと冷静な判断力が失われがちです。
条件(給料・休日・勤務時間)などに意識がいってしまい、その会社がどんな会社か?ということが
ドンドン置き去りになります。
そんな時こそ、冷静な判断が必要です。

求人票の見方を変えてみる


ハローワークで求人募集を閲覧する場合、様々な条件を入力してフィルターにかけます。
そこで注目して欲しいのが、求人票が出された時期と期間です。

1年中求人を行っている会社のほとんどは、それだけ離職率が高いという証明です。
決して採用基準が高いというわけではありません。

もし「怪しいな」と思ったら、窓口で求職を出している期間と回数を確認しましょう!
ハローワークの窓口担当も人間なので、とても親身に相談にのってくれる人と
事務的(機会的)な人もいます。
特に最近のハローワークは混雑しているので事務的になりがちですが、
正直な気持ちを簡潔に伝えれば対応も変わってきます。

ちなみに求人誌なども長期間出ている求人は要注意です。

面接は双方の意思確認



ハローワークや求人誌などから、その求人に応募⇒面接(採用試験)となるわけですが、
この際、「会社に面接してもらっている」というのも大切ですが、
「会社の様子を伺う」という点も意識して下さい。

中途採用などであれば、会社との接点は最短で面接(採用試験)の1度か2度しかありません。

面接は会社に訪問して行う場合が圧倒的に多いので、これはチャンスです。
希望する会社の社員がどんな風に働いているのか、社内の雰囲気(経営理念などの掲示物)、
面接の担当者などをよく観察しましょう。

ちなみに私が転職活動をしていた時とある会社での面接で聞かれたのが、
「麻雀できる?」「ゴルフ出来る?」でしたf^^;
何でこんな質問されるんだろうと深読みした結果、社内接待と推測出来ました。

一応その会社から採用を頂いたのですが、こちらからお断りさせていただきました。

その後、私の知人がその会社に入社したのですが、
話を聞くと結構なトップダウン系のブラック会社とのことでした。
知人は2ヶ月でその会社を退社しています。


以上を踏まえて、求職する場合は自分の身を守るための術も身につけなければいけません。




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2013-12-31 | 共通テーマ:求人・転職 | 編集
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