SSブログ

「極悪がんぽ」実写ドラマ化は脚本に不安

スポンサードリンク




2014年4月クールのフジテレビ月9枠のドラマで「極悪ガンポ」が放送されますね。

「極悪ガンポ」の原作漫画を読んでいたので、脚本がどうなるのか気になります。
だって、主役の神埼 守(かんざき まもる)を神崎 薫という女性に変えて
尾野 真知子(オノ マチコ)が演じるという点で無理が生じそうなんです。

「極悪がんぽ」の原作は原案:田島 隆(たじま たかし)と漫画:東風 孝広(こち たかひろ)の
従兄弟で制作したものですが、そもそもの原点は、「ナニワ金融道」の青木 雄二(あおき ゆうじ)
なんです。

田島隆は、行政書士・海事代理士でナニワ金融道の一部で監修(ネタ提供)していたこともあり、
青木雄二に従弟の東風孝広をアシスタントして紹介しているため、
青木イズムの継承しているのです。

以前にもフジテレビのドラマ「カバチタレ!」で実写化された際に
主役の田村勝弘を田村希美に変更して常盤貴子、栄田千春も女性の深津絵里が演じていましたが、
設定からまるごと変えることで原作とは違った見せ方をしていたのでストレスなく観ることが出来たのですが、
今回の「極悪がんぽ」の主役を女性に変えるのは若干無理があるような気がしてなりません。

原作での神崎は、「BIGになる!」が口癖の救いようもない青年が身につけた知識と度胸で
最終的には広島経済界の裏の顔役にまで登りつめるストーリーなんですが、
それを単純に女性版に変換してもただのイタイ女になってしまいそうな気も・・・

また、原作の「極悪がんぽ」の舞台は広島で広島の街や広島弁が読者を引きつける
要因になっているのに対し、
ドラマ版は架空の街、金暮市(かねくれし)ってのもリアリティーがなくなってしまいそうな気がします。

正直、脚本で原作の世界観をどれだけ残してドラマのオリジナリティをどれだけ
出せるかがポイントになりそうです。

「極悪がんぽ」の脚本家は、いずみ 吉紘(いずみ よしひろ)
原作が漫画のドラマや映画の脚本をいくつもしている人ですね。

ただ、過去の作品を見ると当たり外れが多いような気も・・・

脇を固める役者が意外と豪華なので、見れるドラマにはなるでしょうが
原作のファンとしては配役的に若干疑問が残ります。

準主役といえる金子 千秋(かねこ ちあき)が三浦友和って全くイメージに合わない上に
原作では登場しない宇梶剛士演じる巻上輝男や板尾創路演じる抜道琢己ってダレやねん!
って感じなので、その辺の脚色に期待するしかないようです。




スポンサードリンク


タグ:ドラマ 漫画
2014-03-09 | 共通テーマ:テレビ | 編集
Copyright © T's-Style All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます
ロスカット

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。